総予算から逆算で考えるマイホーム
こんにちわ。真夜中のダンディです。
住宅の総予算・・・皆さんが一番気にするところですね!
住宅会社の見積もりの見方・・・分かりづらいですよね???
作ってるほうもよく分かっていない・・・そんな奴もいます(汗
私は管理職(店長・支店長)してましたので、営業社員の見積もりは
よくチェックしてましたが、100%抜けている・・・そんなのザラでした(汗
まず構成を教えましょう。
①坪単価による税込み表記・・・(俗に言う坪100万×述べ床面積or施工面積)
*ここでいう”面積”ですが、会社によってバルコニーの面積やポーチ(玄関)を
述べ床面積+施工面積としてカウントする会社があります(ボッタクリ
もしくは、内部(社内見積もり)でオプションカウントしてます。・・・(お客様
には見えない)
②オプション見積もり
*これは、本体価格に乗せているわけですが、分かりやすいように表記している
会社もあります。(キッチン変更見積もり・・・玄関ドア:ポケットキー変更とか
③土地代金・・・(所有権移転費用・仲介費用・固定資産税費用等)
*これは、不動産業者の内容により変動しますね。土地が仲介なのか、売主なのか、
手数料が変わります。
④その他・・・費用
*ここが一番問題のところです。
前回の間取りの話でも伝えたように、土地の問題(道路付けや各種申請等)
でお金がかかりますが、営業社員によっては”抜ける”項目です。
○土地の市街化区域が、市街地か農業地域か?
○水道本管は、宅地に引き込み済みか?道路までか?
○下水道は道路にあるか?それとも浄化槽か?
○外構工事は予算取りされてるか?(土留めは必要か?
私は東京23区で3階建てまで経験(渋谷・新防火地域も対応)した人なので
地方も都会も全て経験済みですが、都会になると誘導員(ガードマン)費用だけで
150万~200万かかる現場があります。常時9人体制とか・・(汗
後は、木造在来なのか?2×4(ツーバイフォー)等なのかによって資材の搬入
も変わり○○十万変わります。
④諸経費
これは、住宅ローン費用等の手数料ですね。酷いメーカーだとここはお客様が
ご自身でどうぞ・・・とかいって何も記載しないで安くみせたりする会社もありますが
しっかりと見ないといけません。
○融資手数料
○保障料・・・(連帯保証人がいらない代わりに、銀行の裏にいる保障協会が担保
保障する)
○火災保険
○登記費用・・・(抵当権設定・保存登記・滅失登記)
*ここも後からショートする事が多いです。特に建替え案件で、土地が何筆にも
なっている現場(上空に高圧線なんか通っていると・・・(汗
ざっくりとこれらの項目を全部足して・・・総予算です!
会社によっては見せ方が様々であり、誤解が多くて揉めるところでも
あります・・・(解約が多い
「タイトル」にある、総予算から逆算してマイホームを考えるとは・・・
○自分達の要望を一旦全部出して、4000万だとします。ところが、
これでは借り入れ出来ない・・・or払っていけない。などの理由が出てきます。
では、どうしたら総額を抑えられるか???
①坪数を減らす(35坪を30坪へ)
②土地のエリアを変更(価格を下げる)
③その他費用を抑える(家具・家電(エアコン)カーテン(持ち込み)
外構(駐車上をコンクリから砂利へ。L型用壁をブロック土留め・芝生土留めへ)
④登記費用・・・表題登記は自分でやる
続く